アドバイス通りたくさん絵を描いたよ。それなのに上手くならないのはなぜ?

上達するために

前回、たくさん描くと本当に絵は上手くなるの?という話をしました。

たくさん描けば本当に絵は上手くなる?
「絵が上手くなりたいです」と質問したら、「絵をとにかく、たくさん描け!」といわれてしまった。 でも、全然上手くならないんだけど。それって何でなんだろう? ということについて、考えてみる。

この記事の最後には、絵をたくさん描いても上手くならない事もあるんだで止まってしまっているのですが、今回はその辺を考えていこうと思います。

 

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今日もちゃんと絵を描いた!通算100枚目達成だー!……でも待って。全然上手くなっていないんだけど……

頑張ったことが視覚化されて分かりやすいと、「ああ。自分はこれだけ頑張ったんだ」って思うよね。
量は絶対だからね。履歴として残すと昔の自分を再確認しちゃうから恥ずかしいって思う時もあるけど、これだけの経験値が獲得できたんだっていう指標になることは間違いない。
でもさ、その頑張り。本当に結果に繋がっているのかなって思ったりしませんか?
正直、そこは微妙なこともあるよね。
微妙と感じる理由とは?
何枚白紙を練習した絵で埋めようが、何冊ノートのページを使おうが、一番始めに描いた絵からあんまり変化していない事もあるじゃん。
でも、それって全く上手くなっていない訳では無いじゃないですか。
確かに一番始めの頃よりは、多少は上達してるんだと思うよ。でもそれって、見る側には気付いてもらえない事が多いし、自分だけが上達しだんだって思い込んじゃってるだけかもしれないじゃん
つまり、変化が目に見えて確認出来ない、と。
そうなの。例えば、絵柄が固定されて変化が無いって言う人が居たりするじゃん。あれって、上手い絵で固定されてくれれば嬉しいけど、あんまり上手じゃ無い状態で固定されちゃうと……ってなるじゃん?
よく言えば個性的。悪く言えば下手ってことですな。
そうなの!ヘタレ絵で固定されちゃうと、そこを修正していくのが難しいからやだー!絵柄が古いって思われるのも恐いし!
うーん。じゃあさ、何でこんなにたくさん描いてるのに変化が感じられないと思ってしまうんだろうね?

 

毎日描き続ければ上手なるよ! → そんなこと有るわけナイナイ、無いんだってば。って人も居るよ。

それは、同じ絵ばっかり描いてるからだよね。描きやすい絵ばかり描いてると、自分の描き癖で作業しちゃうから、それ以上の成長がなくなっちゃうの。
それは一理あると思う。量をこなすことで作業効率は上がるから、一枚当たりに掛かる時間というのは大幅に削減出来るけど、それはあくまで作業をするという行動の部分だけが強化された状態なんだよね。
実際、毎日絵を描かなくても、物凄く上手くなっちゃう人って居るじゃん?それを見てると、「ああ、量をこなすだけじゃダメなんだなぁ」って思うんだよ。
じゃあ、そう言う人はどうして上手くなるんだと思いますか?
その方法が分かれば苦労はしないんだよ。
あー……。
ナカさんだったらどう考える?
そこは、量以外の事も平行してやってるからって思うかな。

 

上達するためには【毎日描く】だけじゃなく、別のことにも目を向ける必要があるんだよ。

毎日描くが習慣化を目的とするアドバイスだとしたら、上達するためにはどうすりゃいいかって言うと、答えは、考えて描くことだよ。
そんな簡単に言わないでよー。
でも、言葉の通りそのまんまですよ。考えて描くことが大事
考えて描くっていわれても思い浮かばないんだけど。
そうだなぁ……例えば、変な形のオブジェが目の前にあるとするじゃん?多少形が歪んでもいいから、それを描いてと言われたとする。目の前にはオブジェの実物があるんだから、作業としてはこのオブジェを見て描けばOKってことになるよね?
見本があるから多分大丈夫。形を描くんだったら、それを見て描けば良いもんね。
と言うことは、お手本が目の前にあるから描くのは難易度が低いってことだよね。確認もしやすいし。
じゃあさ、今度はそのオブジェを写真に撮って、実物は撤去するよ。で、「変な形のオブジェをちょっと角度を変えて描いて欲しい」って言われたとする。こうなると、一気に難易度が上がったって感じませんか?
角度を変えて描いてと言われても、写真が一枚しか無いなら無理だよ!
普通ならそうなると思う。でも、絵が上手い人はそれが出来ちゃうかもしれない。
もしかして、想像して描くことが出来るからとか?
当たり。見えない部分は全体の形から推測して書き足すことが出来るってことだね。

 

初めは小さな違和感を感じ取ることから始めれば良い。

とは言え、無い部分を想像で補うと言うことは簡単にできるワケじゃありません。当たり前だけど。
それって、さっき言ってた話と矛盾してない?
思いっきり矛盾してるよ。
それだと意味が無い気がするんだけど……気のせい?
残念ながら気のせいじゃ無いよ。ただ、この想像で補うっていうのは、記憶する情報のストックを増やさないといけないから、パターンを大量にインプットする必要があって結構手間がかかるのです。
うーん……。
そこはまた次の機会に説明するとして、取りあえず簡単にできることは何なのかって話に変えようかな。一気にやること増やしても効率悪くなると思うし。
そうだね。やること一杯だと混乱しちゃうから、少しずつ出来るほうが助かる。
毎日絵を描くことが楽だと感じてきたら今度は、見本と描いた絵を見比べて確認するということをすれば良いんだよ。やり方としては、見本と描いたものを並べておいて、「あっ。ココ、明らかに変だ」って感じる部分に赤い丸とか赤ペンでチェックをしていくだけ。
それって、模擬テストの答え合わせをするのに似てるね。
そうだね。で、この答え合わせで大事なのは、見本と自分の描いた絵のどこに違和感が存在しているのかを観察するって部分なんだ。作業枚数をたくさんこなしても、なんだか上達が感じられない人って、描いた絵の違和感がどこにあるのかに気付けないのかなって思うところがあるので。
確かに、指摘されて初めて気が付くって言うのは多いかも。
上手い人は、自分でそれができちゃうんだよ。「あっ。ここはこうなってると形としておかしい」って言ったりするのはそのせいだね。
描いた絵に対しての違和感の気付きっていうのは、その人の状態や考え方によって変わってくるとは思うけど、練習することだけに意識が集中しすぎていて、仕上げた達成感を得られたら満足。そこで終わってしまうと、そこから先に進まなくなるってワケなのです。
分からない事をそのまま放置しちゃうから、そこを解決する方法にたどり着けないってことなのね。
うん。そうならないためには、書き終わった後に正誤を確認するという行程を一つ付け加えると良いと思うよ。そうすることで、自分が苦手だと感じている部分がより具体的に分かるようになるかも知れないし。

 

まとめ。

ということでまとめですよ〜。
今回は、量をこなしても上手くなったと感じられない場合は、どこに改善すれば良いの部分があるのかを探そうって感じの話になったのかな?
そうだね。結局歪みの原因って、線のブレだけじゃなく、本当に形が歪んでしまっている可能性もあるよね。線のブレは枚数をこなすことで改善されるかもしれないけど、元々歪んでしまっている形の矯正は改善されないことの方が多いから、どうやったら形を綺麗にすることが出来るんだろうっていうのをキチンと考えないとダメなんだよ。
そのためには、見本と自分の絵を見比べて、違和感のある場所に印を付けるといいんだね。
印が付いてポイントが分かると、「ここの部分を描くのが自分は弱いんだな」って改めて気付けるじゃないですか。そしたら、今度はそこを意識して描けば良いだけ。分からないまま何となく描くより、ずっと効率よくなるよ。
自分の苦手な部分を客観的に見つけていくって事が大事なのね。
そう言うことです。

 

というわけで、今回の記事のポイントはこんな感じです。

・描きやすいものばかり描いていると変化がみられなくなるよ。
・量が少なくても上手くなる人は居ます。
・継続することで習慣に変化する。でも、それだけじゃ足りないんだ。
・やらない理由探しはやめよう。
・絵が上手くなるためには、仕上がった絵のどこに改善点があるのかを考える必要がある。
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