たくさん描けば本当に絵は上手くなる?

上達するためには

 

Q.「絵が上手くなりたいんですけど」

A.「とにかく、たくさん絵を描きましょう」

 

絵が上手くなりたいって時によく見る質問と、解答がこのワンセット。

そんな風に毎回思ってしまうのは気のせいでしょうか?

絵が上手くなりたい人は、常にどうすれば絵が上手く描けるようになるのか、方法を教えて欲しいと思っていると思います。

だからついついこんな質問をしてみたくなりませんか?

と言うわけで、本日はこんな話でも。

 

スポンサーリンク

アドバイスを求めるときに言ってしまうこの質問

絵を描き始めたばかりだったり、独学に行き詰まってアドバイスが欲しくなってくると、ついつい、絵が上手い人にしてしまう質問。

「絵が上手くなるためにはどうすればいいの?」

これって、知りたい事に対して、とっても素直な疑問ですよね。

でも、この質問。貰う側からしてみたら、余りにも漠然としていて、実は具体的に答えが返しにくい質問だったりするのかも。

 

それに対して貰えるアドバイスとは?

一方、上記の質問に対しての解答として出されたアドバイスを見ていると、一番多いものが、

「一枚でも多く描け!」

というもの。

この言葉を言われて、素直に「そうか!」と受け止められますか?

それとも、「そんなこと言っても、描いてるけど上手くならないんだよ!」と感じたりして。

ぶっちゃけ、自分は素直に受け止められない、後者の人間です。

ナカ
「一枚でも多く描くことだよ」と言われる度、「言われたとおり沢山描いてるけど、全然上手くならないんだけど!」

 

と思ってしまいます。

でも、このアドバイスをもらってこんな風に考えるのが悪いことだとは思っていません。だって、一生懸命たくさん描いても、うまくなったって思えないこともあるし。

もちろん、自分がひねくれ者という部分もありますが、実はこのアドバイス。

言葉通りに素直に受け止めてしまうと、効果が実感出来ない人もいるんです。

 

沢山描けという言葉の裏側には…

じゃあ、何で効果が実感出来ないのかと言うことですが、このアドバイスは説明が足りなさすぎて、きちんと上達法として伝わりにくいからなんです。

ナカ
といっても、それ自体が意味不明ですが。

では、「たくさん描け」という一言アドバイスに更に言葉を付け加えてみることにします。

絵をたくさん描いて、
絵を描く習慣を身につけてください。
手に絵を描くと言うことを覚え込ませて下さい。
自然に絵を描くという意識を持てるようになってください。

はいー!これで少しは伝わりやすくなった!

こうやって、「絵をたくさん描いて下さい。」の後に一言付け加えるだけで、アドバイスに含まれる意味が、ぐんっと分かり易くなってきますよね!

もちろん、アドバイスをする側がどういう意味を含ませているかは分からないです。

が、一言だけよりも、ずっと理解しやすくなりませんか?

ナカ
じゃあ、なんでみんな、「絵をたくさん描け」っていう部分で言葉を切るのさ?

 

一言付け加えるだけで意味が伝わりやすくなるのに、なぜ敢えて描くべし!だけで言葉を切ってしまうのか。

それは、絵が描ける人にとって、絵を描くということは普通の事だからです。

絵を描く人は絵を描く事に対して身構える事が少ないんです。絵を描く事が楽しくて、空き時間があれば手が動くと言う人も珍しくないはず。

これは、絵を描く事がその人にとって当たり前のことになっているからなんですよね。

習慣であれば、その行動は自分に取って当たり前の事になってしまうんです。だから、絵が上手い人は、絵を沢山描くことに対して違和感を覚えることが少ないんです。

なので、絵を描くぞ!と覚悟を決めて作業に取り組むという部分が省かれてしまうというわけ。

 

何故一枚でも多く描く必要があるのか。

では、もう一度「絵をたくさん描いて下さい」というアドバイスについて考えてみることにします。

何故、一枚でも多く絵を描く必要があるのかというと、

絵をたくさん描くことで、手が絵を描くという技術を覚え、絵を書くという意識を自然にもてるように訓練出来るからです。

ここで重要なのは、描くという訓練を当たり前のことにするという部分。

絵を描いていて、こういう経験をしたことがありませんか?

「絵を描き始めた頃に描いた絵と、今描いた絵では、仕上がった時間が全然違う!」

絵を描き始めの頃は、一枚を仕上げるのにとても時間がかかったのに、数ヶ月後に同じような絵を描くと、半分以下の時間で仕上げることが出来たりしますよね。

これは、絵を描き続けることで、どうやって描こうか考える時間が少なくなってくるからなんです。

描き始めた頃は、何処に線を引けばいいのか、どうやって形を整えればいいのかなど、一枚を描く間に考えることが沢山あるはずです。

ですが、絵を描いて1ヶ月…2ヶ月と経ってくると、こうやって形を整えて、この線をなぞってあげればなど、書き始めの頃に比べて悩むことが少なくなってきます。

描いている時に悩む時間が少なくなるとどんなメリットがあるのかというと、

集中力が続きやすくなり、その結果、仕上げる時間が短縮され、完成した!という達成感が味わえる回数が増えるようになるんです。

それを繰り返していくことで、絵を描く事が楽しいと感じたり、絵を描く自信が付いてきます。

つまり、絵を描くという行動へのイメージがどんどんプラスのモノに変わってくるというわけです。

 

じゃあ、習慣付けが上手くいけば、絵は上手くなるの?

ナカ
絵をたくさん以下略というアドバイスに含まれた意味がなんとなくわかったので、言われたとおり絵を描くことを習慣づければ、本当に上手くなるのだろうか……

 

実は、これはならないこともある。が正解です。

ナカ
嘘つきー!じゃあ、絵をたくさん描く意味ないじゃん!!

 

お怒りはごもっとも。

でも、これにもちゃんと理由があるんです。

絵をたくさん描いて、描くことになれても上手くならない理由。

それについては、次回に持ち越し!というわけで、本日はここまで。

タイトルとURLをコピーしました