と言うわけでロバが描きたいナカです。コンバンハ。
今現在描いているモノでロバが出てくるので、ロバを描かなければならないのですが、実は今までロバをまともに描いたことは一度もありません。
なので、今回がロバという動物を、意識してきちんと描くのは初めてになります。
と言うわけで、馬とロバがどう違うのかを調べてみました。(顔の部分だけだけどね)
※調べた結果はあくまで、個人見解です。
何となくで描くとこうなった。
因みに、始めに描いていた清書はこんな感じでした。
記憶スケッチは当てにならないので一応、ロバの正面顔をネットで検索し、表示された写真一覧の中から描きたいアングルに一番近いモノを見ながら描いてはいるんですが、それでもこれ、ロバか?という感じで違和感を感じてしまいます。(あっ。左右非対称だろとかそういうのは抜きにして。)
どちらかというと、ロバより馬に見えてしまうんです。
でも、見本で表示している写真はロバなんですよね。
じゃあ、ロバと馬の正面はどう違うんだろう?何がどう違って見えるのかを比較してみる。
馬とロバの大きさが違うとかそういう話ではなく、顔の作りの違いがどうなっているのかが分からないと修正しようにもやりようがありません。
初めからやれば良かったんじゃ無いか?というツッコミはさておき。
ロバと馬の顔の作りがどう違うのかを、両方を見比べて考えてみることにします。
すると、こんな感じなのかな?という事に気付きました。
これはかなりザックリ描いたモノですが、写真を見比べてみると、どうやらロバの方が馬に比べて台形の形が強いようです。
額が広く、鼻先に向かって狭くなっていくのがロバ。
額から鼻先まで大きく変化の無い緩やかな台形なのが馬のようです。
そんなに簡単な話でも無いとは思いますが、そこを調整すれば馬だったモノがロバっぽい生物になるのでは?ということに気付いたので、ソレを踏まえて微調整を開始します。
耳にベタを入れたら牛みたいになった。おかしい……こんなハズでは……
残念ながら画像が無いのですが、なんとか形を整形して試しに耳にベタを入れてみたら、今度は馬から牛にモデルチェンジしてしまいました。
描いていたのは牛では無くロバだったはずなのですが、何故か耳を黒く塗ると何となくお前牛!という感じが拭えません。
仕方が無いので、グレーを乗せて誤魔化すことにします。
そうやって比較図を元に顔の形を整形し、グレーを入れたら少しはロバに近づいたかな?
で、出来たのがコチラ。
全体的にグレーを乗せ、鼻の頭を黒く塗って周りを白で抜いたら漸くロバっぽい何かになったかな?
ぱっと見で何処がどう変わったんだって感じだとは思いますが、狭かった眉間の間を広げ、鼻先に向かって鋭角になるように幅を狭く書き直しています。
それと合わせてもう少し目を外側に向くように調整し、鼻の形も気持ち整えました。
ロバは中々描く機会が無いので馬よりも描きにくいと感じますが、描こうと思ったからこそ初めて分かることもありますね。
こうやって少しずつかけるもののバリエーションを増やしていければ良いなと思います。
というわけで、今回はロバを描いたよという話でした。
真正面からのアングルなんてあんまり見本を載せている人を見ないので、横からのアングルよりも難易度は高いかも知れませんが、描いてみて楽しかったです。……た、多分?