もしかして、下手な絵にも種類があるのかもしれないと思った話。

当ブログでは現在、「大分前にpixivに載っけていた絵が上手くなりたい的なマンガ」である【絵が上手くなりたい。でも下手なんだ】の内容をブログ用に編集してアップしているのですが、その記事に使う材料として、描き始めたばかりの頃っぽい感じの絵を作成していたりします。(自分が絵が上手い下手という話題はさておきで。)

今日は、その材料を作っているときに「あれ?」と思った事の話でも。

 

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【下手な絵】ってどういう物なんだろう?

なーなー、聞いてよ水高さん!
どうしたの?
ふと思ったんだけど、下手な絵って一体どう言う物なんだろう?
どういうこと?
いや。何となく下手な絵ってどういう感じなんだろう? って最近ぐるぐるしてて。
下手な絵って基本的には、
① 形がおかしい
② 線が雑で汚く見える
って感じの物のことを言うんじゃ無いの?
まぁ、そうなんだろうけど……なんつーか……そんな感じの絵でも、滅茶苦茶記憶に残るものがあって、それが妙な味があるってものもあるじゃん?
うーん……よく分からないんだけど。

 

絵が下手だと嘆いている人の絵を見ても、段々下手じゃ無いんじゃないかと思い始めてきた。

実はだね……絵がうまへた用に練習前の絵を作っているんだけど、下手な絵が段々下手に見えなくなってきてるんだよなぁ……。
それって、下手な絵が上手く見えるってこと?
うーん……そこはちょっと違うのな。下手なのは下手なんだけど、最早原型留めていませんっていう感じの絵以外にも、ある程度形が認識出来る絵ってあったりするじゃないですか。
添削お願いしますとかで、ネットでアップされてるやつみたいな?
そうそう! それそれ。そういうのって、確かに今は上手く描けないんだろうけれど、形を整えれば上手くなるんだろうなと思うようになってきたんだよね、最近。実際なぞってみたりすると、線を整えたり形を整えるだけでかなり印象が変わったりするんだよ。
そうなの?
何となくそんな風に感じるって話ではあるけど、今、絵が上手くなりたいって悩んでる人の絵って、もしかして……下手だけど下手じゃないってことなのかな? と思ってきたりしてるんですよ。今現在。

 

何となく検索してみた【絵心がない】という言葉。出てきたものは……

というのも、絵を崩して描くのって思った以上に難しくて、参考を探す時に色々検索ワードを試してるんだけど、その時に〈絵心がない〉で検索したのな。
うん。
そしたら、アメトークの絵心無い芸人さんの作品がズラーッと表示されたんだけど、そん時に絵が全く描けない人の絵って、パーツが収まって欲しい所に収まっていないんだなぁって事に気付いたっていうか。
それで?
で、今度は絵が描けないって悩んでいる人の絵を改めて見直してみたら、こっちは一応パーツが収まって欲しい場所にくっついてるんだよね。
首の所から腕が生えているとか、足がどこから生えているのか分からないとか、そういう感じの奇形になっている訳では無いって事かな?
そうそう。
添削とかにお願いしている人の絵って、絵心無い芸人さんの絵みたいに形が著しく崩壊してたりとかはしないじゃん?
ということは、下手な絵にも種類があったりするのかなぁって思ったりしてくるわけですよ。

 

下手な絵には、全く描けないから下手なパターンと、描けるけど下手なパターンがあったりする?

ということはよ? 下手な絵にはどうも大きく分けて2種類有るんじゃないかなぁ? もちろん、絵心ない芸人さんの描いた絵がどこまでホントの話か何て分んないけどさー。
どう言うパターン?
うん。1つは、全く絵が描けないから下手なパターンで、もう1つは、描けるけど下手なパターンって感じ。詳細は ↓ を参照な。

 

全く絵が描けないから下手なパターンの場合。

これは単純に、絵を描く習慣がない・必要が無いから描けないや、絵を描く以上の興味が別にあるので、絵を描くことにあまり興味が無いというパターンになる?

こういうタイプで絵が下手な場合、物を見て描くことを全くしていないという事の他に、描きたい物を上手く記憶出来ていないという感じなので、描いた絵自体が変な物体になっている事が多い様な印象。

これって、子供が思いついた物をそのまま描いたという感じの出来に近い状態?

 

絵は描けるけど描けないパターンの場合。

それに対して、絵は描けるけど描けないパターンというのは、絵を頑張って描いている人に多い気がする?

このパターンは、パーツは一応収まるべき場所に収まっているんだけど、バランスがイマイチ良くないため、違和感がどうしても残ってしまうというタイプの下手になるのかなと。

この場合、描きたい物の記憶は漠然とあり、何となくバランス的に何がどう有るのかは把握しているんだけど、ソレを上手く配置することが出来ないという印象あり。

 

絵が全く描けない下手は妙な味があって癖がになるけど、絵が描けるのに下手は中途半端?

で、ですね。どちらのタイプに当てはまっても絵に対しての劣等感はあるんだと思うんだけど、劣等感の大きさって結構違っていたりするのかなと思ったりするんですよ。
劣等感の大きさって?
うん。というのも、絵が全く描けないタイプの下手って、描いた物の形が対象物とかけ離れすぎていて妙な味があり何度も見たくなったりしませんか?
うーん……そこは好みにもよるかなぁ? でも、個性的って感じはするよね。
まぁもちろん、そう言う絵が苦手っていう人も居るとは思うけど、面白いから何回も見てしまうという感想を持つ人も居るんじゃないかなと思うのですよ。因みに自分は何回も見たくなってしまうタイプ。
確かに、ナカさんはそうだよね。
否定されなかった。まぁいいや。とにかく、思いっきり下手に特化してしまっている場合、その人にしか描けない強烈な個性ってのがあって、それのお陰で笑いに変換出来るから面白いと思ってもらえるのかなって思うんですよねー。
そうなのかも?
反対に、描けるのに下手なタイプの下手というのは、上手い訳でも無く下手過ぎるわけでもない丁度中間よりちょっと下手寄りの状態になると思うんですよ。
どう言うこと?
うん。このタイプの場合って、上手い絵に近づけるスキルはまだ足りないんだけど、形は中途半端に原型を留めていたりするので、何かどっかで見たことあるなぁって感じで、個性に昇華しにくいのかもしれないのかなって。
うん
そういう場合、個性として受け入れてもらえないから逃げ道がどこにも無くなってしまって、自分には才能がないんだっていうマイナスの感情が内側に向いた結果、他人と自分を比べまくって劣等感をどんどん大きく育ててしまうのかなと思ったのです。
実際はどうなのか分からないけれど、そう言う可能性もあるかも知れないね。
まぁ、思いついた可能性の話だから、ソレが絶対では無いけれど、そう考えると腑に落ちるところはあるのかなって。取りあえず、もう少し考えてみようと思う。

 

以上が、絵が下手な状況に関して、何となく感じた印象でした。

現時点での感想なので、気付き次第随時修正していけたらと思います。

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