水高による模写とトレス実験、第2回目。クロッキーと模写を通して薄ぼんやりと見えてきたことをまとめていきます。まだまだそれを実力に昇華出来るまで、実力が足りないけれども……。
今回の実験内容は、制限ありのクロッキーと全身トレスからの模写。
前回からちょっと時間が空いちゃったけど、あれからいろいろやってみましたよ!
おお!お疲れ様ッス!今回の記録はどんな感じになるんだろ。楽しみだ〜
やったのは全身の時間制限ありのクロッキー、全身のトレスからの全身の時間制限ありの模写、顔のクロッキー、顔の模写ね。で、ちょっと気付いたことがあるんだよ〜
その、気付いたこととは?なんでしょう?
やってみた結果、練習したいものでやることを変えた方がいいってことがわかりました!
練習したいものによって行う方法を変えるべし。ってどう言うこと?
ん?ちょっと待って。それってどう言うことだろう?取りあえず説明プリーズ。
時間制限ありのクロッキーは、流れを意識する練習に特化してるかも?
まず全身の時間制限ありクロッキーだけど、これは体の流れを意識する練習する時に有効って感じ。
これが実際に描いたものだね。
そうです。
私は結構体のラインがマネキンみたいになっちゃうことが多いので、これをやるとややしなやかになります。
けど時間が経つと忘れます。
私は結構体のラインがマネキンみたいになっちゃうことが多いので、これをやるとややしなやかになります。
けど時間が経つと忘れます。
忘れるんかい!
全身トレスからの模写は、苦手な部分の克服に有効的って感じたよ。
次に、全身トレスからの全身の時間制限ありの模写だけど、こっちは、苦手な部分克服に有効かも。
クロッキーの時とはちょっと違うんだね。でも制限時間はあるんだよね?どういうこと?
この方法のやり方は、
① まず始めに写真を用意して観察。
② 次に自分の苦手な個所を意識する。
③ そこを意識しつつトレス。
④ 時間を決めて模写。
という感じでやっていくんだよ。
① まず始めに写真を用意して観察。
② 次に自分の苦手な個所を意識する。
③ そこを意識しつつトレス。
④ 時間を決めて模写。
という感じでやっていくんだよ。
あっ。そう言うことか。
クロッキーが見た直後に描く(反射的に絵を描く)のに対して、全身トレスからの模写は、記憶して描く(イメージ描き)訓練ってことなんだね。
クロッキーが見た直後に描く(反射的に絵を描く)のに対して、全身トレスからの模写は、記憶して描く(イメージ描き)訓練ってことなんだね。
そうなのかも。で、やってみると、苦手なところが矯正されたよ。でも時間が経つと忘れます。
また忘れるんかい!
顔を重点的に練習すると、自分の手癖に気が付くかも知れないね。
最後に顔のクロッキーなんだけど、こっちはは正直わからなかった!
それは、効果が実感出来なかったってことでOK?
この方法で何かが劇的に変わるという実感はまだ得られないかな。
でも顔の模写は、模写して「似てないな」って思ったところを修正していくと、自分の手癖で描いてるところはわかりました。
でも顔の模写は、模写して「似てないな」って思ったところを修正していくと、自分の手癖で描いてるところはわかりました。
手癖に気付くのは、顔を描く頻度が多いから、他のパーツに比べて変化が分かりやすいって事なんだろうね。因みにこっちは時間制限設けてるのでありますか?
この顔の模写とその修正は、時間制限は設けませんした。
まあこれも時間が経つと忘れます。
まあこれも時間が経つと忘れます。
やっぱり忘れるんかい!!
方法によって気付く事が異なるという発見はあった。でもそれって個人差はあると思うよ。
ちなみに、これは私の主観なので、人によって違うと思うので、みなさんにそれぞれ試して確認してほしいです。
方法によって合う/合わないはあるし、それをやるタイミングによっては気付けるかどうかが変わってくる事も多いから、実践してみて合わなかったら別の方法を選ぶ方が良いって言うのはあるかもね。
そうなんだよ。正直、「これさえやれば上手くなる」っていうのはなかったかな~っては思う。
あと、本当にやらないとすぐ忘れて手癖がでます。定期的にやって癖をリセットするのが大事かも。
あと、本当にやらないとすぐ忘れて手癖がでます。定期的にやって癖をリセットするのが大事かも。
手癖をリセットかぁ……それ、今自分もどうしようか悩んでるトコロなんだよなぁ……
じゃあ、ナカさんも一緒にやってみる?やってみると良いよ!
前向きに検討します。
本日のまとめ。
と言うわけで、今回のまとめです。今回は、制限時間を設けて行うトレスと模写で実験したわけだけど、方法によって気付くポイントが異なっているという発見があったね。
ちなみに全身クロッキー、顔のクロッキーはパソコン見ながらクロッキー帳にアナログで、全身トレス&模写はクリスタでやりました。
ツールの使い分けは、効率を考えて選ぶと良いと思います。今回はクロッキーをアナログ、トレスをデジタルで行ったけれど、絶対それでやらないとダメって訳では無いからね。
でも、模写をクロッキー帳でやると、クロッキー帳を置く角度で歪みが出るので、横に並べて模写する方が自分の手癖だけがわかってよかったです。
デジタルだと気付きにくい部分は中々改善できないから、そう言う時はアナログで描く方法を取り入れて癖を再確認すると上達が早くなるかも知れないね。
・時間制限ありのクロッキーは、動きの流れを意識する練習に特化してるかも?
・全身トレスからの模写は、苦手な部分の克服に有効的な方法な気がするよ。
・顔を重点的に練習すると、自分の手癖に気が付くかも知れないね。