それを見失ったら方向性が分からない。先ずは絵を描く前に目標を決めておこう。

目標をリスト化してみる絵が上手くなりたい。でも下手なんだ。

前回、絵を闇雲に描き続けていてもなかなか上手くならないこともある。なのでどうやって練習するかの計画を立てたいよねという話をしました。

とは言え、どうやって練習をしていくのかなんて、あまりにもザックリとしていてイマイチ想像出来ないものです。

分からないからやらないで良いよね!

と言ってしまうのは簡単ですが、それでは練習する意味がありません。

そうならないためにも、今回は自分が何に興味があり、どんな絵を描きたいと目指しているのかを考えた方が良いのでは?という話をしていこうと思います。

この話の登場人物はこの2人。

絵賀 平太(えが へいた)……絵が上手くなりたいと頑張っている。

駒絵 画斗(こまえ かくと)……平太に絵の描き方をアドバイスしてくれる。元々絵は上手くなかった。

それではいってみようー!

 

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上手い絵って言ってもいっぱい種類があるんだって。ザックリしすぎるとよく分からなくなるよ。

ところで。絵が上手くなりたいと思っている人に「どんな絵を描きたいんですか?」と聞いてみると、「上手い絵が描きたいんです」や、「カワイイ、カッコいい絵が描きたいんです!」とこんな風に答えが返ってきた。そんなことがあったりしませんか?

無いですよって言われるとそこで話は終わってしまうのですが、取りあえず話を進めていきましょう。

ところで。平太は一体どんな絵を描きたいと思っているんだ?

え? そりゃあもちろん、上手い絵に決まってんだろ!

 

…………

 

……な、何だよ?

 

あのなぁ……それじゃあダメだよ。

 

ダメってなんだよ!

平太がこう言ってしまう気持ちも分かりますが、取りあえず画斗には言いたいことがあるようです。

上手い絵っていうのにはな、色んな種類があるんだよ。例えば、ムチャクチャ綺麗だとか、すんげーカワイイとか。ホレるくらいカッコいいとかあるだろ?

どうやら、画斗は上手いという言葉で一括りにするのではなく、上手いの中に沢山ある種類はどういうものかという事を説明したい模様。

んー。言われてみれば?

平太にも、何となく画斗の言いたいことのニュアンスは分かるようですが、それが何なのか上手く掴み取れてはいません。

なので、もう少し画斗に説明してもらうことにします。

更に上げていくと、流行によって変わる流行系や萌ゲーなどの萌系。萌系の女性版の乙女ゲー系にマンガやアニメ。美術的な絵画とかな。

 

うーん。

 

他の言い方をするなら、ミニキャラみたいな感じのデフォルメ系や、ゴ●ゴ13みたいな感じのリアルタッチの劇画系、ピカソみたいな抽象的なものまで、挙げれば切りが無いくらい種類があるんだって。

上手い絵と言っても、何を以て上手いとするかは人それぞれです。

もっともわかりやすい基準は技術が高いことですが、絵を描き始めた人にとってそこを目指すにはハードルが高すぎることもあります。

なので「上手い絵」という大きなカテゴリから、どんな種類の絵があるのかを調べてメモしていくことにしましょう。

 

目標はより具体的に。そのためのリストを作ってみると、方向性が決めやすくなったりしない?

そんなこと言ったって、じゃあどうすりゃいいんだよ?

 

だから、もっと具体的で分かりやすいものを目標にするんだよ。

 

具体的で分かりやすいものを目標に?

 

そうそう。まずは、大まかで良いからこんな感じのリストを作ってみるといいんじゃないかな?

 

【気になる/描いてみたいと思うイラストの種類リスト】
・少年漫画みたいにカッコいい感じのヤツ!
・少女漫画みたいにすんごいカワイイもの!
・萌系でめちゃくちゃ人気な絵師さんが描いているみたいな絵!
・乙女ゲーのイケメンが描いてみたい!
・リアルっぽい絵は難しそうだけど気になる。
・3D画像が作れるようになりたい。
・とにかくインパクトが大事!ギャグが面白いと思って貰える絵がいいな!

 

は? 何でそんな面倒臭いことをしねぇといけないんだよ。

 

このリストはちゃんと理由があんの!

 

理由?

 

絵を見てると「わー! これすっげぇ好きだー!」って感じる時と「あっ、コレ無理だわ」ってなる時があるじゃん?

 

あ。うん、あるね。

 

で、「好きだ!」って思う絵は描いてみたいって思うけど、「無理だわ」って思う絵を描いてよって言われても、全然楽しいって思わないもんだろ?

 

確かに。

 

それ以外にも、「この絵すっげぇ好きだけど神過ぎて見るだけで満足……尊い」って思ったりする絵もあるよな?

 

あー! あるある! すっげぇある!

 

こうやってリストにすることで、自分がどう言う絵が好きなのかを客観的に理解することができるんだよ。

 

ふぅん。

メモをする内容は、自分が好きだな/気になるなと思うイラストレーターや漫画家、アニメーターさんの名前や作品、いま流行っているジャンルなどが良いと思います。

文字にすることで、漠然としていたものが整理しやすくなることは多いので、どうしていいか分からない場合はやってみるとイイかも?

 

リストを作ることで得られるメリットはこんな感じじゃないかな?

で、ここで重要なのは、【自分の描きたい興味がどこにあるのかっていうのを、自分で自覚すること】なんだ。
どういう絵なら描いてみたいと思うのかが分からないと、どこをゴールに頑張ればいいのか分かんなくなるだろ?

 

あっ。そうか!

 

欲張りすぎて「あれも! これも!」って手を出すと、どっちつかずになってイマイチってなるし、結局描けないからってイライラもしてくるんだ。
そうならないためにも、「こんな絵を描いてみたい!」って思えるものを、1〜3コくらい探しておくといいんじゃないかな?

自分が気になる絵柄のリストを作ることは、自分の興味がどこに向いているのかを客観的に自覚するために役立ちます。

思いつくだけ書いた物の中で一番気になって仕方が無いものがあれば、それが自分の尤も興味が向いている対象と言うことです。

興味の対象が分かれば、参考にさせてもらうお手本を探すことの難易度がぐんっと下がってきます。

漠然とした目標で練習を進めていくよりも、明確に目標を決めてしまった方がゴール地点がよりハッキリと見えてくると言う事です。

 

そうやった方が早く上手くなったりすんのか?

 

さぁね。それは平太の頑張り次第だろ。

 

とは言え、目標を定めただけでは一気にスキルアップするわけではありません。

ただ、やるとやらないとでは、遠回りをするかしないかの差は出てくるんじゃないかなと思います。

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